あああああ

オタク & 競プロ

冴えない彼女の育てかた Fine 亀井幹太総監督&原作・脚本 丸戸史明先生の舞台挨拶に行ったレポ

記憶に残ってる話をだいたい時系列順に(微妙に言葉が違うところはたくさんあると思いますが、だいたいのニュアンスを捉えているつもりです)

映画、特典のネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画を観る

 

明るくなる

 

スタッフの人が座ってお待ちくださいと言う

 

暗転

 

icy tail YO!のイントロがかかってまた本編か?となる

 

曲はそのままだけど、映像がバンドじゃなくてギャルゲー「冴えない彼女の育てかた」のOP映像

 

終わり、拍手

 

ちょっとして椅子とか準備されて2人が入場して舞台挨拶スタート

 

特典の話

・最初は7 yearsの予定だったけど6 years書いててテンションが上がって前編後編にすることにした

・6 years前編の引きを鬼畜にしてある、7週目も来させてやる

・丸戸先生「7週ぶん特典書いてやるから、余るぐらい作れと言った」

・亀井総監督「5周目は原画2枚を5パターンガチャの予定だったけど無理を言って15枚セットにした」

・冴えカノが2012年に始まって、このとき倫也は高2、そっから考えると2013年が高3なので、6 yearsたつと2019年になっている、その続きがED後につながっている(お〜)

 

詩羽の話

・倫也と外で1対1で話すのは最初は詩羽だけある予定だった、英梨々はお風呂で恵とのみの予定だった

・結局英梨々だけあったのは、詩羽はアニメ2期でちゃんと終わらせられたけど、英梨々はまだだから映画で成仏させてあげようということ

 

そのほか

・EDで出海と英梨々が倫也のボタンの奪い合いをしてるのは、第2ボタン

・実は恵が先に第5ボタンを取っていて、これを正妻の余裕と呼んでいる(by 丸戸先生)

・冴えカノでは、パンチラなどのエロ要素は深崎先生がいらないと言ってなくなってる(フィギュアは別)

・ED後のifと乾杯するところで、1期0話の写真が映っている

・前者は楽しかった頃にすがっているネガティブ、後者はそのままポジティブな意味合いで対比になっている

・ifは詩羽の妄想だから詩羽だけ明るさ(用語に詳しくないので違うかも)が強調されている

 

新情報

・8周目舞台挨拶決定

・上映館増える

・8周目~の特典はなくなるまでで、ポートレート

 

おまけ

・丸戸先生「亀井総監督がすごい人ってのを出したくて今回の舞台挨拶をやろうとなった」

・今回は短い時間だったけどオールナイトとかでまた語るのをやりたい

・劇場版始まってから原作2回重版かかった

・ありがとうございました

 

 

冴えない彼女の育てかた Fine を観ました 感想 part2

2週目行ってきました〜 

追加で思ったこととか雑に書いていきます。(何週目までやるのだろう)

 

映画のネタバレしかないのでまだ観てない人はUターンしてください!!!

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なんか初見のときとは全然ストーリーに対する感想が変わっててびっくりした。初見では原作のここ入れるかなって1巻ずつ順番に考えながら観てる感じだったから、えーカットかあとかここの展開早すぎでしょwみたいになって消化不良になってた感が否めなかったんだけど、今回は展開を当然知っているから表情や風景やセリフに集中することができたように思う。

そしてシーンそれぞれに注目してみると、めちゃくちゃよかった。前回の感想記事ではこれ違くない?みたいなこと連呼してた気がするけど、今回はほとんど気にならなかったのでこれが正しい楽しみ方だったんだなって思う。

 

まず掛け合いのテンポが心地よかった、もうFineだけあって、自己紹介パートみたいなのもなく、セットで出てくる人たち(だいたいコンビ)がだいたい固定されてるから、その中での関係性の変化もわかるし、いくつかのセットが同時に出てくるところではセット対セットでの関係が出てて、雰囲気がとても伝わってきた。

 

あとアニプレックス→CloverWorks→icy tailの流れ、劇場でみるからできる、あー宣伝つまんねー→おおお→おおおおおってのでいいよね。

 

それと、冬コミ行くときからのラストまでの倫也と恵の会話、テレビアニメで聞いた会話がほぼ同じ感じでされてて、あーとうとうなんだなあって泣いてました。

 

ULTIMATE♭がもう曲名から歌詞から全てが天才すぎて、しかもシーンを何段階も盛り上げるポイントに曲の盛り上がるポイントがあってて、これ映画と曲どっちを先に作ったんだよって早く家で聴きながらパンフ読みてえってなったんだけど、まだ劇場版でめちゃくちゃ盛り上がっていたいのでCDは聴くのを我慢しないといけないのが残念です。(開封しちゃったら1日中流すと思うんだけど、そしたらさすがにナチュラル(うまい)な気持ちでは観られなくなりそうなので)

 

 

 

 

舞台挨拶で、やすきよさんが倫也の視点から、恵の視点から、みたいな感じで何度も観たら良いと思いますみたいなことを言ってた気がするので、入場しても興奮で記憶を失わずに覚えてたら3週目以降はそうしてみようかななんて思ったりしてます。 おわり

 

冴えない彼女の育てかた Fine を観ました 感想

冴えない彼女の育てかた Fineを観ました。ツイッターに感想書いたらもう何言ってもネタバレになると思うのでそれならブログに書こうかなーと思ってそうしました。

 

原作と比較して書いていくので、劇場版まだ観てないor原作読んでない人はUターンしてください!!!

 

全員下の名前で「さん、先輩」付けなしで統一します、出海ちゃんだけどうしても出海ちゃんなので出海ちゃんは出海ちゃんです。

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よかったところ

 

・恵がかわいすぎた。

いやーこれは映画化してくれてよかったって思えましたね、というかこの作品はそれを見せるためだけの2時間、と言っても過言ではないと思います。

通話してるときとか誕生日に出かける約束をするところの表情や声のトーンが好きで、おおおってなりました。これはアニメ1期2期から観て比べると明らかに違っていいなあという気持ちになります。

 

・エンディング後に大人になった後のストーリーが描かれてた。

これもよかったです、パンフレットの深崎先生の話を読んで無限にわかるなあって言ってるのでこれはパンフを読んで一緒に無限にわかるなあになりましょう!(けどあの最初のifはほんとにその展開になるのかと思って冷えっ冷えになってたので心臓に悪すぎる)

 

・挿入歌

キャラソンはずっと力入れてくれてて、心情をまじでそれなんだよ!って感じでドンピシャで歌ってくれてたので期待してたのですが、完璧なタイミングでしっかり突き刺さりました。これはアニメでしかできないので素晴らしい文明ですほんと。CD付きパンフを買ったんですけど、これ家で聴いたらなにかが変わっちゃう気がしてなかなか聴くのが難しいです。

 

 

 

うーーーんとなったところ

 

・他のヒロインの扱い

これはまあメインヒロインシナリオを映画化しました!って感じの内容だからそりゃそうじゃなきゃテーマぶれるし仕方ないんですけどねー。けど一応思ったことを。

出海ちゃんはかわいかったです。

美智留はライブシーンもあったしよかったのかな、けど詩羽とのエピソードはちょっと観たかったね。

伊織はいいでしょう。

英梨々は13巻のちょっと外に出て倫也と会話するところをしっかりやってくれたのでめっちゃよかったですよね、あの挿絵、トップクラスに好きなのでそれをカラーで見られたのもよかったなあとなりました。

詩羽がちょっと、いやかなり残念でしたね、大きな残念ポイントは2つで、1つ目は10巻での合宿でのことがカットされてたところ。ここは劇場版やる前にどこをやるか予想してた時にやるかなーいや尺的に無理かなーってなってたところで、実際迷って泣く泣くカットしたであって欲しいんですが、この合宿で紅坂朱音がきたときのあれって自分はめっちゃ衝撃受けたんですよね、それでそれは倫也と英梨々の心情に与える影響もめちゃくちゃ大きくて。そのあと2人が合宿からいなくなるときに詩羽が倫也に言った言葉も絶望感があって、うーんけどやっぱり軸がぶれちゃうから入れられないんだろうなあ、残念。2つ目は13巻の同じく外に出て倫也と会話するところ。英梨々はあるのになんでこっちはないんだよってなりました。ここはやってもよくないか?

 

・付き合うまでの展開

これは完全に僕の好みの問題です、それはないだろって思った方いたらすみません。

まずは巡璃ルートのイベント、もうちょい観たかったなー、そりゃどれかあげるなら手を繋ぐあのイベントってのはわかるんだけど、ちょっとイベント描写が少なくて、ゲームを作ってるってのも薄れてしまったように感じました。そのせいで距離の変化がちょっと軽いように感じられてしまった。

あとこれは絶対譲れないのが、倫也がサークルに戻ってきた時ので、これ原作だと倫也がメールを送ったらそれと同時に受信音が聞こえて、廊下にいるじゃんってなってめっちゃやべーーーーってやつなんですけど、そこ変えちゃう???ってなりました。

あと告白のところ、たしかに劇場版のもめちゃくちゃよくてそれこそたしかに胸がキュンキュンしたんだけど、原作でのいやいやどう考えてもOKだろって雰囲気なのに回答せずに焦らして倫也の部屋まで返事を持って帰るのめっちゃ良くないですか???なんか盛り上がるところを変えなくてもいいと思うのにって感じで改変されてて残念でした。けど多くの人に受けるためにはその方がわかりやすくていいのかなあ、うーんわからない。

そっからラストまでの完全正妻感は文句0でよかったです。

 

・いろいろカットしたところ

ギャルゲー制作描写が薄かった。サブヒロインルートもしっかりイベント内容とか練ってるの好きだったんだけどなー、けどこれはラノベとアニメの媒体の差があるから文字だとごちゃごちゃしそうだしたぶんカットして良さそう。

Girls Sideがもうちょいほしかった。波島家でのやりとりやってくれたのはめっちゃよかったけども、あそこ最高だし(原作での「ルートを譲らなかった彼女」ってタイトルやばいね)。英梨々と詩羽の関係も結構しっかり書かれてた気がする?けどそれならやっぱり合宿のエピソードもやってほしかった感。

あとこれは最もどうすることもできないけど、この作品って息つく暇のなさがウリだとは思わないから、2時間ぶっ続けでやろうとすると展開が早すぎるとは思った。♭の8話の良さって1クールぶっ続けでみるとちょっと薄れるところがあると思ってて、それと同じで映画って休憩がないから、紅坂朱音が倒れてから2人が付き合うまでがちょっと一瞬すぎたように感じました。起承を数年もかけたのに転結が1時間かからないってさみしいですよね。

 

 

・おわりに

原作信者すぎたなーとは思います。恵のかわいさ150点、ストーリー80点だなあって言う印象なんですけど、これたぶんストーリー100点に近づけようとしたら作中に入れられる恵のかわいさ要素の量が減っちゃうので仕方ないんですよね、色々言ってすみません。

つまり原作が良すぎた、これなんですよ。

というわけで特典小説をがんばって全部回収したいと思います。おわり