あああああ

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冴えない彼女の育てかた Fine を観ました 感想

冴えない彼女の育てかた Fineを観ました。ツイッターに感想書いたらもう何言ってもネタバレになると思うのでそれならブログに書こうかなーと思ってそうしました。

 

原作と比較して書いていくので、劇場版まだ観てないor原作読んでない人はUターンしてください!!!

 

全員下の名前で「さん、先輩」付けなしで統一します、出海ちゃんだけどうしても出海ちゃんなので出海ちゃんは出海ちゃんです。

 以下少し空白

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よかったところ

 

・恵がかわいすぎた。

いやーこれは映画化してくれてよかったって思えましたね、というかこの作品はそれを見せるためだけの2時間、と言っても過言ではないと思います。

通話してるときとか誕生日に出かける約束をするところの表情や声のトーンが好きで、おおおってなりました。これはアニメ1期2期から観て比べると明らかに違っていいなあという気持ちになります。

 

・エンディング後に大人になった後のストーリーが描かれてた。

これもよかったです、パンフレットの深崎先生の話を読んで無限にわかるなあって言ってるのでこれはパンフを読んで一緒に無限にわかるなあになりましょう!(けどあの最初のifはほんとにその展開になるのかと思って冷えっ冷えになってたので心臓に悪すぎる)

 

・挿入歌

キャラソンはずっと力入れてくれてて、心情をまじでそれなんだよ!って感じでドンピシャで歌ってくれてたので期待してたのですが、完璧なタイミングでしっかり突き刺さりました。これはアニメでしかできないので素晴らしい文明ですほんと。CD付きパンフを買ったんですけど、これ家で聴いたらなにかが変わっちゃう気がしてなかなか聴くのが難しいです。

 

 

 

うーーーんとなったところ

 

・他のヒロインの扱い

これはまあメインヒロインシナリオを映画化しました!って感じの内容だからそりゃそうじゃなきゃテーマぶれるし仕方ないんですけどねー。けど一応思ったことを。

出海ちゃんはかわいかったです。

美智留はライブシーンもあったしよかったのかな、けど詩羽とのエピソードはちょっと観たかったね。

伊織はいいでしょう。

英梨々は13巻のちょっと外に出て倫也と会話するところをしっかりやってくれたのでめっちゃよかったですよね、あの挿絵、トップクラスに好きなのでそれをカラーで見られたのもよかったなあとなりました。

詩羽がちょっと、いやかなり残念でしたね、大きな残念ポイントは2つで、1つ目は10巻での合宿でのことがカットされてたところ。ここは劇場版やる前にどこをやるか予想してた時にやるかなーいや尺的に無理かなーってなってたところで、実際迷って泣く泣くカットしたであって欲しいんですが、この合宿で紅坂朱音がきたときのあれって自分はめっちゃ衝撃受けたんですよね、それでそれは倫也と英梨々の心情に与える影響もめちゃくちゃ大きくて。そのあと2人が合宿からいなくなるときに詩羽が倫也に言った言葉も絶望感があって、うーんけどやっぱり軸がぶれちゃうから入れられないんだろうなあ、残念。2つ目は13巻の同じく外に出て倫也と会話するところ。英梨々はあるのになんでこっちはないんだよってなりました。ここはやってもよくないか?

 

・付き合うまでの展開

これは完全に僕の好みの問題です、それはないだろって思った方いたらすみません。

まずは巡璃ルートのイベント、もうちょい観たかったなー、そりゃどれかあげるなら手を繋ぐあのイベントってのはわかるんだけど、ちょっとイベント描写が少なくて、ゲームを作ってるってのも薄れてしまったように感じました。そのせいで距離の変化がちょっと軽いように感じられてしまった。

あとこれは絶対譲れないのが、倫也がサークルに戻ってきた時ので、これ原作だと倫也がメールを送ったらそれと同時に受信音が聞こえて、廊下にいるじゃんってなってめっちゃやべーーーーってやつなんですけど、そこ変えちゃう???ってなりました。

あと告白のところ、たしかに劇場版のもめちゃくちゃよくてそれこそたしかに胸がキュンキュンしたんだけど、原作でのいやいやどう考えてもOKだろって雰囲気なのに回答せずに焦らして倫也の部屋まで返事を持って帰るのめっちゃ良くないですか???なんか盛り上がるところを変えなくてもいいと思うのにって感じで改変されてて残念でした。けど多くの人に受けるためにはその方がわかりやすくていいのかなあ、うーんわからない。

そっからラストまでの完全正妻感は文句0でよかったです。

 

・いろいろカットしたところ

ギャルゲー制作描写が薄かった。サブヒロインルートもしっかりイベント内容とか練ってるの好きだったんだけどなー、けどこれはラノベとアニメの媒体の差があるから文字だとごちゃごちゃしそうだしたぶんカットして良さそう。

Girls Sideがもうちょいほしかった。波島家でのやりとりやってくれたのはめっちゃよかったけども、あそこ最高だし(原作での「ルートを譲らなかった彼女」ってタイトルやばいね)。英梨々と詩羽の関係も結構しっかり書かれてた気がする?けどそれならやっぱり合宿のエピソードもやってほしかった感。

あとこれは最もどうすることもできないけど、この作品って息つく暇のなさがウリだとは思わないから、2時間ぶっ続けでやろうとすると展開が早すぎるとは思った。♭の8話の良さって1クールぶっ続けでみるとちょっと薄れるところがあると思ってて、それと同じで映画って休憩がないから、紅坂朱音が倒れてから2人が付き合うまでがちょっと一瞬すぎたように感じました。起承を数年もかけたのに転結が1時間かからないってさみしいですよね。

 

 

・おわりに

原作信者すぎたなーとは思います。恵のかわいさ150点、ストーリー80点だなあって言う印象なんですけど、これたぶんストーリー100点に近づけようとしたら作中に入れられる恵のかわいさ要素の量が減っちゃうので仕方ないんですよね、色々言ってすみません。

つまり原作が良すぎた、これなんですよ。

というわけで特典小説をがんばって全部回収したいと思います。おわり